砂漠に眠る秘宝 (〔ランダムハウス講談社文庫〕 (ウ4-1))
砂漠に眠る秘宝 (〔ランダムハウス講談社文庫〕 (ウ4-1))ボニー ヴァナック
意味の無い嘘をつくヒロイン
設定は魅力的なのに、活かしきれていない感が否めません。
何より、ヒロインが強気なだけで、
迷惑かけまくりって感じが・・。
読後感も特に何も残らず。
ただ、読めることは読めます。
正直、☆2個と3個で迷いましたが、止まらず読めたことで3個に。
しかし・・どれもこれも中途半端だったな・・。
いっそのこと、もっとファンタジーっぽくても良かったのに。
意欲作だとは思うのですが‥
『誘惑のシーク』のようなコテコテの官能性と通俗的な展開を期待すると、当てが外れてしまうと思います。
古代エジプトの伝説がベースにある、パラノーマル入りのシークものです。
このシーク、基本的に優しいです。
傲慢にしている時より、思いやりをみせている時のほうが魅力を発揮します(詩人だし)。
そのため物語前半のスリルと官能性が求められる場面では、少し迫力に欠けていました。
そして古代エジプトの伝説により、お互いが運命の恋人であり、ヒロインが●●の再来であると思われます。
パラノーマル部分は、中途半端です。せっかく素敵な設定なのですから、もっと生かしてほしかったです。
二人の関係は一進一退で進んでいきます(後半のヒロインの行動には納得いきませんでした)。
シークもの、パラノーマル、ヒストリカルの融合は、とても新鮮でした。
しかし要素を詰め込み過ぎて消化しきれていない感じがして、読書中ずっとしっくりいかないものを感じていました。
(次作のヒーローは魅力的ですよ)
砂漠に眠る秘宝 (〔ランダムハウス講談社文庫〕 (ウ4-1))
—–