論語 (岩波文庫)
論語 (岩波文庫)
ふーん
ふーんって思って読んでしまうのは僕の人生が薄っぺらいからだろうか。
バラバラなのが・・
古くからの礼節を事細かく、まさに散らばった宝石のように記されていた。
多少は区分けしてある物の、ジャンル別にわければ実用本になるのではないでしょうか。
ありがたいなと思うのは「行不由徑(行くに徑に由らず)」(雍也第六)あたり
孔子の弟子たちにはマトモな編集者はいなかったのかよ…と思います。各篇は学而第一から堯曰第二十まで篇名が付けられていますが、それは単に初めに書かれている句から適当に取られただけ。内容的に吟味されて振り分けられてもいませんし、例えば「三年無改於父之道、可謂孝矣、」(三年、父の道を改むること無きを、孝と謂うべし)という言葉なんか学而第一と里仁第四に全く同じように載っています。
でも、やはり世の中の実相(ますがた)を観察しているな、という感じが伝わってきます。例えば論語の最後の最後はこの言葉で締めくくられています。「猶之与人也、出内之吝、謂之有司、(ひとしく人に与うるに出内(すいとう)の吝(やぶさか)なる、こ れを有司と謂う)」。ここは五美四悪についての論議なんですが、訳注によると意味は「どうせ人に与えるというのに、出し入れをけちけちしていのを役人根性という」ですもんね。今も昔も変わらないな、と。また、そういった人の習性を孔子教団はよく見ているな、と思います。
論語 (岩波文庫)
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