とてつもない日本 (新潮新書 217)
とてつもない日本 (新潮新書 217)麻生 太郎
麻生さんには期待できそう
内容的には普通の本だ。だけど、一政治家が書くわりにおもしろいと思う。
ガツガツするのではなくて、日本はすごい国なのだからどっしり構えて国をいいものにしましょう、という感じだ。著者の自信が伝わってきて、なんだか期待できるような気がしてきた。
お見それしました、閣下!
正直言って総理狙いのためのワカモノ迎合本だと思っていましたよ。
アニヲタと言われ喜んでいる(らしい)点からして、コンテンツ関連の項はある程度予想していたとおり。
だが、総理大臣を狙う人はおろか、一般の政治家でさえ国家による文化戦略の視点で語っている人は
寡聞にして知らない私としては、それでも十分すぎるほどヒザを叩いた。
実際に「国際漫画賞」の創設も仕切っていたはずだから、この点だけでも政治家として買えると思う。
つづくニート論でも、ある程度肯定の立場を取っている。
そうだよ。「必然があって結果がある」とゆー原則から考えても、閣下の言うことは冷静な意見。
老人論では、そもそも閣下自身が一般社会においてはそー呼ばれる年齢なんだから…とゆーのもあるが、
具体的な施策として取り組めそうな話だと思う。老人をステロタイプで見てはいけないよな。
靖国論にしても、おそらく問題は「カミのヤシロ」という位置づけにあるのだろうと考えていたが、
日本人の伝統的な先祖崇拝的キブンを残しつつ外交上の誹りを受けない立場づくりのアイディアは
検討の余地があると思う。
外交論はちょっと眉ツバな部分もあったけどね。
新書のレベルでもあり深く言及し尽くしてはないところもあるが、全体の舵取りとしては十分納得できる。
吉田茂が祖父だった、とゆーのも、器をでかく持つ意味で大きく働いたのかも。
いい意味で政治家とは思えない語り口や、「…どうだろうか」式の書き方も好感が持てる。
こんど選挙があったらうっかり自民党に投票するかもなぁ…と思ったよ。
もし会ったら世界的にコンテンツ制作者にカネがまわりにくくなっている現状を
政治的にどう考えるかについて聞いてみたい。
この楽天的な性格は良
いいですねぇ、この脳天気、もとい明るさ。
いまの日本がもっとも必要としているものを麻生さんは持っています。
極めて優秀な参謀を持つことが絶対の条件になりますが、
総理大臣になってもらいたい人の一人ですね。
あっ、この本そのものにはあまり期待しないように。
まんがです。
とてつもない日本 (新潮新書 217)
—–